《私の本棚 第九十一》 平成16年10月
「赤ずきんちゃん」 ペロー 作
フランス人、1628生ー1703没。赤ずきんちゃんはペロー童話集として発行されている中にありますが、話は多かれ少なかれ口承の昔話が源になっているようです。 「赤ずきんちゃん」
はペローによって初めて書き留められた話ということです。グリム童話にも同じ話で結末の違うものがありますが、グリムの話はペローの話がもとになっているといわれています。 話の結末としては、赤ずきんちゃんは狼に食べられてしまいます。小さい子供は残酷とは思わず、狼はコワイと受け止めるのでしょう。教訓として続く話では、赤ずきんちゃんのような世間知らずの可愛い女性は、世の中の優しそうな男性のことを、狼のように悪知恵に長けた恐ろしい生き物だと知りなさいと言っています。 そういう風に読むと、大人が読んでも面白いというか、何時の時代も男というものは・・・。 |
酔芙蓉 【本文との関係---季節】 二匹の虫を捕まえてきた 「やらせ」ではなく、 偶然に見つけました。 |
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